勉強できなくても大学は行ける<実体験>

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どうもカツミです。いつも読んでくれてありがとう!

 

今日は、「勉強ができなくても大学は行ける」というテーマをお話しします。

大学に行きたいけど成績が悪い、どうせ自分に大学進学なんかできないと思っている人も少なくないのではないでしょうか?

 

でも、本当にそうでしょうか?なにも大学に進学する方法は勉強一本ではありません。

 

私自身、小・中・高と勉強はできませんでしたが、現在地元ではありますが国立大学生を営んでおります。

 

実際どのくらい勉強できなかったかというと…

  • 小学校は真面目に授業を聞いた記憶がなく、毎日算数ドリルの居残りをしていました。
  • 中学校も真面目に勉強したことがなく、通帳は5段階評価でしたがオール2を取ったこともありました(笑) 
  • 高校自体頭のいい高校ではなかったので、学校内での成績はそこそこでした。しかし、近くの進学校等の生徒と比べればその差は明確でしたね。

 

こんな僕がどうやって国立大学に現役合格したのか、私の実体験を交えながら勉強以外での進学方法についてご紹介していきましょう。

 

それでは、はじめましょう(^^♪

 

 

大学受験は高校の成績のみで決まる

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 大学受験において小学校・中学校の成績は全く関係ありません。小学校・中学校の成績が重要とされるのは中学受験や高校受験のときだけです。

 

大学受験で小学校や中学校の成績が引っ張り出されてくるということはありません。言ってしまえば、大学受験の成績は高校時代の成績のみしか必要でないということです。

 

成績悪くても高校選びが重要

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高校選びは大学進学において重要なポイントの1つです。成績悪くて高校も選べないしどこでもいいや~と適当に選ぶと大学進学の道は狭くなるのが事実です。

 

どのような高等学校が大学に行きやすいかを紹介していきましょう。

 

普通科進学校はしんどい

やはり大学進学といえば、普通科進学校を一番最初に思い浮かべます。しかし、このような高校は自分で勉強できない人がいくと結構しんどかったりします。

 

結局、勉強できる人間が勝つ世界です。自分の成績に見合わない高校に進学すれば後々しんどくなるのはあなた自身です。

 

少しでも上の席に座るほうがいい

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結局どこの学校でも成績がある以上は上下が表されます。いくら頑張ってもあなたより上がいればあなたは下の人間です。

 

学校のレベルを下げてでも、自分が楽に上にいられる方が良いです。その方が多くの特典を受けることができます。

 

普通科以外の高校も選択肢にいれよう

大学に進学すると言えば「普通科」というイメージがあるかもしれませんが、それは誤りです。普通科以外の過程からでも大学進学は可能です。むしろ、普通科よりも行きやすくなるなんてこともザラではありません。

 

普通科の高校がメジャーですので、もちろん普通科内での大学競争率が一番高いのは言うまでもありません。それは、一般試験においても推薦入試においても難易度は変わりません。

 

 私自身、総合学科の高校を出ています。大学進学において、普通科の高校でなければならないという考え方は捨てた方がいいです。むしろ、普通科以外の過疎地域で戦う方がずっと楽です。

 

違う路線で戦うべし

大学受験では、多くの生徒がセンター試験を受け、二次試験という流れを踏みます。しかし、この受験方法は完全に実力勝負本番一本の世界です。大学受験の王道ではありますが、困難な道であることは確かです。

 

しかし、別の路線で大学受験を行うこともできます。それは、学科別推薦や指定校推薦を利用するというものです。

 

この領域は普通の大学受験と比べるとかなり倍率が下がります。そして、難易度も下がります。このような制度を利用すればセンター利用の大学試験という道では大学に行けない人でも、大学に行ける可能性が飛躍的に上がります。

 

指定校推薦

指定校推薦という普通推薦の上位互換的なものがあります。この推薦は私立大学受験のみ取り入れられているもので、私立大学の指定校推薦は最強ですね。指定校推薦は取れた時点で合格確定です。犯罪でも起こさない限り合格は揺るぎません。

 

たまに「指定校はダサい」とか「所詮指定校だろ」という声を見かけますが、そんなことは決してありません。指定校推薦は合格が確約される推薦ではありますが、その推薦を勝ち取るのは簡単ではありません。

 

成績上位のものから順にもらえるところがほとんどなので、人気の私立大学になれば高校内での競争率も高いため、正直なところ難しいです。

 

しかし、それは普通科進学校においての話です。もしあなたが、普通科でもなく、進学校でもない高校にいたならば、指定校推薦はかなり取り易くなります。

 

学科別推薦

学科別推薦というものがあります。私自身が総合学科枠の推薦で国立大学に進学できました。この学科別推薦は普通科とは別枠になるため、競争率が大きく下がります。その分、大学進学できる可能性が上がります。

 

それに加え、学科別の高校で成績上位を取ることはそう難しくありません。特に総合学科などのよくわからない学科は、勉強のやる気のない人間のたまり場となっていることが多いです。その中で頑張ることができれば、比較的簡単に推薦がもらえます。

 

そもそも国立大学に進学しようと考えている人間が来る場所ではないと考えられています。そのため、私のときは地元の国立大学でありながら、私の志望した学部に推薦を申し込んだのは私一人でした。むしろ推薦枠余ってるという状況でした(笑)

 

推薦であれば大学での試験があると思いますが、学科別推薦の枠の中での勝負です。倍率が低いうえ、勉強できる人間がそもそも学科別にはいません(勉強できる人の多くは普通科に行っている)

 

 普通科の枠で戦うよりも圧倒的に受かりやすいことは事実です。

 

上手く努力をする

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指定校推薦は取れればそれでいいのですが、学科別推薦であれば試験や面接があるところがほとんどでしょう。競争率が低いことは変わりないのですが、確実に合格するためにも上手な努力をすることが重要となってきます。

 

その上手い努力というもをご紹介していきましょう。

 

行きたい大学に関わる機会を増やす

行きたい大学がある程度決まっているのであれば、積極的にその大学に関わっていきましょう。正直、3年生から関わりだしたのでは遅いです。最低でも、高2の夏くらいから動き出すとよいです。一年生のときから動けるのであればどんどん動いておきましょう。

 

動き方にも様々なものがあります。オープンキャンパスに行って帰ってくるだけでは十分ではありません。いくつかご紹介します。

 

オープンキャンパスからの研究室

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まず、オープンキャンパスに行くことは必須です。そして行った先で必ず興味が持てそうな分野を見つけてください。最悪興味がなくても、これなら自分にも理解できそうだという分野を見つけてください。

 

そして、積極的に話を聞き、質問ができるとよいでしよう。簡単な質問でいいです。興味を持っているということをアピールできれば完璧です。

 

次に、研究室があるはずなので研究室について話を持っていきましょう。

(例)

 あなた「面白い研究ですね。日頃からこの研究をされてるんですか?」

在学生「そうだよ。研究室での研究はもっと深堀してやってるけどね。」

あなた「すごく興味があります。もっと詳しく知りたいので、研究室の見学とかって可能ですか?」

 

みたいな感じで、案外簡単に研究室について聞き出せます。そして、見学ということで研究室に行ってみることが可能である場合が多いです。

 

そして、実際に行ってみましょう。見学といっても、実際に研究室の中を見て回ったりだとか、装置の説明だとか、実際に使った研究発表の資料を見せてくれたりだとかです。そんなに難しいことは要求されません。

 

その後は、在学生と雑談したりしてみましょう。在学生からの情報はかなり有益です。

  • 研究室の教授の名前 ※絶対知っておくべき
  • 大学での研究のやりがい
  • 今後の研究課題
  • 大学生に必要であること
  • 大学生活で楽しいこと

何でもいいので聞いてみて、知っておくことが重要です。また、可能であれば研究室の教授に挨拶しておくとよいでしょう。

 

私も高2のとき二回目のオープンキャンパスに行ったとき、ある1つのブースを開いていたドクターと仲良くなり、名刺をもらい研究室へ実際に訪問しました。

 

このとき、研究室の教授に挨拶もして、名前も知りました。

推薦受験本番の面接では、この教授が面接官の一人で驚きました(笑)

 

大学教授が出している本を読む

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興味のある大学教授を見つけて、その教授が出している本を読むといいです。

 

実際に訪問した研究室の教授の本があれば、それがベストです。もしくは、訪問先でおススメの本などを聞いておくとよいです。

 

難しいかもしれませんが、少しずつでいいので読んで理解していきましょう。そして、その本の中で興味のある分野を作っておきましょう。

 

私もAmazonで教授の出していた本を探して、少し高かったですが購入しました。そして、それを毎日読み、教授の主張や重要な点を自分なりに考えました。わからないときは、高校の先生に質問しに行ったりもしました。

 

大学のイベントに参加する

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多くの大学では、オープンキャンパス以外にも一般参加可能なイベントがたくさん開催されています。

 

例えば、シンポジウム、講演会、高校生との合同イベント、〇〇体験会、など…

探せば様々なイベントがあります。誰でも参加できるものから、抽選や選考があるものもありますが、とりあえず挑戦してみることが一番です。そして、ただ参加するだけでなく、そこで思ったこと、得た知識を自分なりに分析してまとめておくと尚よいです。

 

私はシンポジウムに参加したり、講演会にも何度か足を運びました。また、高校別チームで参加の研究大会に参加しました。結果的には賞が取れたわけでもなく、いいものでは決してありませんでした。しかし、参加したということが重要です。

 

この研究大会は学校から4人1チームのみの参加で、抽選で選ばれた先生がたまたま私の数学を担当していた、そして何とかメンバーに入れた、このような偶然が重なったこともあります。しかし、参加しないという選択もでき、多くの生徒は部活が忙しいとか、難しそうだから、という理由で辞退しました。

 

私も少し悩みましたが、結果的にはやり遂げ、よい経験を得ることができたことは間違いないです。

 

やはり、"迷ったらGO"という精神でなんにでも挑戦してみることが重要だとつくづく思います。これはみんな言うけど、なかなかできない人が多いのが現実ですからね。

 

以上が僕が実践したことです。細かいことを言えばまだたくさんありますが、このような点を意識しながら、「私はめっちゃ前からこの大学って決めてました!!」という主張を確立させていくことが重要です。そして、自分のやってきたこと、経験していたことをベースに自分をアピールしましょう。

 

 大学では最高のステップアップステージ

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 大学はこれまでの小・中・高と違い、勉強だけという場所ではありません。大学に入ることができたなら、今まで以上に自分の時間を作ることができるでしょう。

 

 もちろん最低限の勉強は必要で、授業単位は取らなければなりません。しかし、それでも時間は余ります。

 

サークルやバイトもいいですが、あなたの一生ものの何かを見つけるBIGチャンスの期間でもあります。いろいろなことに挑戦して経験を得ることをおススメします!